昨日比較的近くに住む女性の友人からLINEが届きました。

「近々会って話せない?」

俺は昨日は髪を切るために休みだったため「今日空いてるぞ」と返信すると

「今日飲みに行かない?」と言われました。

勿論承諾して、会ってみるとなんだか違和感。

何と言うか、らしくないな。と。

昔を懐かしむ話題が多く「あの人は何しているんだろう」や「一平は変わらないね」や、まるで、言ってしまえば世間話。

「話したい事があるんではないかい?」

「うん・・・どこから話せばいいのかが、分からなくて。」

「そう言う時は、前置きや過程を飛ばして、一番悩んでいる事を端的に言ってみたら良いよ。そこから読み取るからさ。」

聞いてみると女性特有の悩み。表情から分かっていたが、軽いとは言えない悩み。

俺は、言葉を探した。

「大丈夫」と言う言葉は好きではない。

大丈夫か、大丈夫ではないかは本人の尺度でしかないから。

「俺に、出来る事があるとしたら、何かな?お金を貸す以外はなんでもするからさ。」

「こうやって話を聞いてもらうだけでもありがたいんだけど、時々電話してもいい?」

「勿論。シャワー浴びてるか用を足してるか携帯が壊れていない限りはでるからさ。」

すると、彼女は泣き出した。そんな嗚咽まみれではないが、切なそうに泣いた。

また、言葉を探した。下手な慰めは、傷つけてしまう事もあるから。

出た言葉は

「あのな、最近とても気に入った歌があるんだ。」

だった。

彼女は

「どんな歌?」

と呼吸を整えながら言った。

「エミリーと15の約束と言う歌なんだが、聴く事を強要はしたくないから、聴かなくてもいいんだが、歌詞がな、結構俺に沁みたんだ。」

「一平はいつも歌詞からはいるよね。」

「うん。その歌は全体的に好きなんだが、一番好きな所は

『いつ何時も笑顔でいなさい。笑顔はあなたを強くする。でも、悲しい時苦しい時、大切な人の前で泣きなさい。恐れる必要などないわ、淋しく思う事はないわ。あなただけの人生を手に入れなさい。間違いだらけでもいい、信じれるのは自分だけ。でも、その全てに後悔が出来る人間になりなさい。』

と言う歌詞が好きなんだ。」

「一平らしい。」

と言って彼女はまた泣き出した。

でも、20分程すると

「あー、なんか泣いたらすっきりしたわ。」

「そりゃあ良かった。」

そこからは、らしくない事は無く、いつも通りの彼女だった。

帰り際、これだけは言いたいと思っていて、言った言葉があった。

「俺は、遠慮される事や気を遣われる事が嫌いだ。だから、いつでも連絡してこいや。」

「うん!知ってる!」

笑顔で帰って行くのを見て安心した。

改めて、女性は大変だなと思うこの頃でした。